11月24日の午後は、「オートコレクト速記術セミナー」を開催しました。
お越しいただきました皆様、どうもありがとうございました。
この日は午前中に「右クリックでGoogle!徹底活用セミナー」を開催しました。引き続き受講いただいた方も、午後からいらっしゃった方もいました。参加者概要
男性:3名
女性:6名業務分野のキーワード
特許、金融・経済、医療・医薬、バイオ内容
1.オートコレクト、入力オートフォーマットについてカスタマイズ方法を紹介しました。
私たちプロ翻訳者がWordを使うときには、プロとして使いやすい環境で使う方がいいと思います。
デフォルトの設定は「おせっかい機能」として仕事の邪魔をすることがあるので、それをオフにする方法を紹介しました。
あとは、自分の好みに応じてオン・オフを決めればいいと思います。
正解はないので、他の人がどういう設定にしているののかを聞いてまねをして試してみて、好きなものだけ適用すればいいと思います。
私の場合、10年前に特許事務所に転職したとき、先輩からオートコレクトも入力オートフォーマットもすべてオフにするように教わったので、迷うことなく全部オフにしていました。
→ マクロですべてオフにしたり、デフォルト設定に戻したりできます。
【Wordマクロ】オートコレクト、オートフォーマットをオフにする
【Wordマクロ】オートコレクト、オートフォーマットをデフォルト設定にする
この本にも実務者視点からの設定方法が書かれています。
【書籍紹介】エンジニアのためのWord再入門講座
2.オートコレクトを用いた速記術の説明をしました。
文字を修正する機能を文字入力支援に活用できます。
「10は|」( 「Enterキー」で確定)→「エンジン10は|」
これ以外にも、よくある文字列を入力する場合にも役立ちます。
「b|」( 「Enterキー」で確定)→「及び|」
英文作成時にも使えますね。
「wrt|」( 「Spaceキー」で確定)→「with reference to |」
この入力例を紹介しました。
私の例も紹介しましたが、それ以外にも英語ネイティブの翻訳者がどのように使っているのか具体例も紹介しました。
ネットで検索してもいろいろ事例が出てきます。
3.AutoCorrect Booster の使い方を紹介しました。
現在、開発中で一般公開の準備を進めている「AutoCorrect Booster」というWordアドインを紹介しました。
オートコレクトブースターを使って、ユーザーが登録したオートコレクト項目だけを表示したり、Wordファイルから一括登録したりする方法を紹介しました。

このマクロにはいろんな機能がついていますが、それらをなぜ作ったのか背景を紹介し、今後の活用のヒントにしていただきました。
あと、ショートカットキーからこのダイアログボックスを開いたり、オートコレクト項目の登録をしたりするよう、ショートカットキーへマクロを割り当てる実習もしました。
いずれにしろ、AutoCorrect Booster は単にツールであって、オートコレクト項目の登録や、登録した項目の管理を容易にしているだけです。
何を登録して、どう仕事に生かすか?というのはユーザーにゆだねられています。
オートコレクトをデフォルトに戻す機能もつけてますから、いろいろ試してみてください。
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